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かぶせ茶
かぶせ茶は、いくつもあるお茶の中でも無理ない価格帯で購入できる上に旨味がたくさん詰まっているお茶なのです。
煎茶よりもう少し香り高いお茶を楽しみたい、でも玉露では少し値が張ってしまう…そんな人にぴったりのお茶と言えるのが、このかぶせ茶です。
このお茶は、わかりやすく言えば、煎茶と玉露の間に位置するようなお茶なのです。
かぶせ茶は旨味や甘味が多く、渋味が比較的少ない種類のお茶なので、老若男女に愛されるお茶のひとつと言えるでしょう。
かぶせ茶というのは、発芽から一定の間覆いを被せて栽培を行う製法をとります。
これは、直射日光を茶葉に当てないようにするためです。
お茶にはたくさんの成分が含まれています。
例えば旨味成分は、テアニンやグルタミン酸、アルギニン酸などといったアミノ酸です。
それに対し、渋味となる成分はタンニンのようなカテキン類です。
これらの成分のバランスによってお茶の味が決まります。
旨味成分であるテアニンというのは、光の影響で渋味の成分であるカテキンに変化していきます。
かぶせ茶は、覆いを被せることによってこの変化を抑えますので、そのまま栽培する煎茶などに比べても、旨味や甘味が感じられるお茶に仕上がるのです。
このような製法を用いるのはかぶせ茶のほかに、てん茶や玉露が挙げられますが、いずれにも渋味が少ないというのが特徴としてあげられます。
またこのようにして育てられた茶葉は、水色がきれいなことも特徴です。
そんなかぶせ茶の代表的な生産地は、三重県の北勢地域や京都の綾部市などですが、その他にも愛知県や鹿児島県などでも盛んに作られています。
かぶせ茶は人気の高いお茶として知られているため、大手の飲料製造メーカーなどでも茶葉をして用いられていたり、全国の百貨店やスーパーなどでも売られています。
その他にも、ネット通販やお茶の専門店などでも広く販売されているのです比較的簡単に手に入れることができますが、一言でかぶせ茶といっても、そのお茶のブランドや産地などによって値段も味もまったく異なるので、色々なお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと色々な味の特徴に気付けるはずです。
また、少し値段を落としたい場合には、かぶせ茶をブレンドしたお茶を試してみるのも良いと思います。
かぶせ茶よりももう少し渋味などが欲しい場合などにも、ブレンドされた日本茶を楽しんでみると良いでしょう。